診療案内
- 1.通院間隔
- 最初は、2週間に1~2回、症状の安定を待って、月に1~2回となります。
- 2.家族との同席面談
- 家族との同席で医師と相談することもできます。とても有効です。
- 3.職場に対しての対応(守秘の順守)
- (a)診療上の守秘義務がありますので、医師から職場に連絡することは、ありません。
(b)診断書交付の際に、心配した上司が医師に問い合わせをしてくることがあります。全てお断りします。
その時に伝える内容については、患者さんの事前の了承を得て、その範囲内にとどめますが、希望する場合は、患者さん同席のうえ、職場の上司と相談します。
次のような心身の不調を主な対象とします。
・恐怖症性不安症
(電車・バスに乗れない。教室・会議室等の閉め切られた部屋に居られない。
美容院・理髪店・レジ待ち・歯科治療など、自由に抜け出られない状況での恐怖感。さらに車の運転に際して、渋滞・トンネル・高速道路への恐怖感)
・うつ病・双極性感情障害(躁うつ病)
・社交不安症(対人緊張・あがり症)・総合失調症・視線恐怖
・醜形恐怖・自己臭恐怖・回避性パーソナリティ障害(ひきこもり)
・境界パーソナリティ障害(挑発・攻撃・うつ・自傷・希死念慮など)
・パニック障害(めまい・ふらつき・動悸・冷や汗・過呼吸症候群・胸部圧迫感)
・強迫症(何度も手を洗い、玄関の鍵・ガス栓・水道の栓などが閉まっているか、5回、10回と確認する)
・適応障害(不安・うつ・緊張・苛々感)・解離性障害(もうろう状態自分の言動を1時間~3時間にわたり全く記憶していない・多重人格)
・身体表現性障害(内科等での身体的諸検査で異常がない。しかし、めまい・頭痛・吐き気・喉の詰まり感・頻尿・全身各部の痛み・しびれ等の身体症状がとれない)
・摂食障害(過食・摂食・自己嘔吐)・注意欠陥多動性症候群(ADHD)
・自己スペクトラム症(アスペルガー症候群・広汎用発達障害)
・認知症(アルツハイマー型・脳血管障害型)・過敏性腸症候群
・高齢者の妄想・興奮(認知症)・書痙(字を書く時手指が震える)・チック
・思春期の悩み・夫婦間の悩み・職場の対人関係の困難・不眠症
・高次脳機能障害(脳挫傷・脳梗塞・脳腫瘍など)・月経前症候群(PMS)(うつ・苛々感)